■SEX VIRGIN KILLERはVo,Gt/Gt/Ba/Drからなる四人編成。ヴィジュアル、メタル、パンク/ハードコアを基軸にノイズまでをも飲み込んでいく特殊生命体。メンバーがGASTUNKからの影響を公言しているように日本のメタルハードコアの中でも異端中の異端の遺伝子を受け継ぎ、ヴィジュ アル・メタル・ハードコアをより拡張させ、この2010年代において唯一無二の存在感を放っている。
■今作「VAZINISM」は既発曲(全て新録ver)「I・BA・RA」、「SEX or DIE」、「Zero(0)」、「Virgin Killer」、「悪魔の歌 -Devil Song-」の5曲とソドムのカヴァー「Rock Out」を含む全13曲入り。前回シングル「crimson red ep」(♂盤、♀盤、2枚同時リリース)では、バンドの中枢神経"masa(Vo,Gt)"が追及する"泣き"の要素が露わになったが、今作においてもそ の美しいメロディは随所に散りばめられている。
■近年ではAtsuo(Boris)がサウンド・プロデューサーとして携わっており、今作「VAZINISM」においてもレコー ディング/ミックスを行いその手腕をいかんなく発揮している。マスタリングには前作に引き続き中村宗一郎(ピース・ミュージック)を 起用。カヴァー・アートを「大友克洋GENGA展」のメインビジュアルなどで知られる河村康輔が担当。さらに歌詞提供として BAKI(GASTUNK、MOSQUITO SPIRAL)、Takeshi(Boris)が参加するなど各方面の異彩を放つアーティスト達がゲスト参加している。