2013年に解散したThe Balby Swing Orchestraの残党野郎どもが集まり2014年ごろから東京にて曲作りを始める。インストが多めだが、歌モノも混じるスタイル。初期メンバーはリーダー・ギター/ボーカルに「大森誠也」(キウイとパパイヤ、マンゴーズ)、スラップウッドベースに「とら」(Dog’gie Dogg)、ドラムに「Markee」(Billy Child/Nut Burgers)、トロンボーンに「Suzuki Strike」(Video Brother / JariBu Afrobeat Arkestra)の4名。
2015年にDOI☆CHAN「元PEZSTOMP/現THE AUTOCRATICS」が加入し、ツイン・トロンボーンの現在の体制に。コンピレーションCD「RUSTIC STOMP 2015」に参加。それまで渋谷での自主イベントでしかライブを行っていなかったが、2016年初頭に突如台湾と宮古島へのツアーを敢行。同年にDog’gie Dogg,The Magnificentzが所属するSTIR UP RECORDSより4曲入りシリーズCD「JUMBLIN’ AIRLINES」、「JUMBLIN’ AIRLINES 2」を発売。マカロニウエスタン、ラテンミュージック、ハワイアン、スパニッシュ、サンバなど雑多な音楽を、ロカビリーテイストのグレッチサウンドとスラップ・ウッドベースで独自のポップな形にまとめあげている。シーンで人気の絵師CHEE B’oi’のポップ印象的なジャケットとともに話題に。
メンバー全員が他グループでも精力的な活動を続けており、ライブ本数こそ少ないものの、2017年には「JUMBLIN’ AIRLINES 3」を発表。ギターで出すスチール・パン・サウンドや鍵盤ハーモニカを導入、和テイストの曲も収録し、好評を得る。
この頃、東京ラスティック・ジャンボリー2017に出演、自主イベントの会場も浅草に移し、よりワールド寄りでディープなバンドやDJとの親交を深めている。 2018年10月にはFrantic Brown Beat Recordsより初の7インチ「Dynamite(EP Mining Edition / Bittersweet Samba)」を発売。A面はサーフィン&ホットロッドとサンバとロカビリーを融合させたライブでも人気のパーティーチューン「Dynamite」の、SEをふんだんに盛り込んだリミックス。B面はオールナイトニッポンのテーマで有名な「Bittersweet Samba」のマカロニ・ウエスタン風カバーで、情熱的なトロンボーンが話題になっている。
今回発売する4作目のCD「JUMBLIN’ AIRLINES 4」はインドからヨーロッパ民謡、カリブ、お箏音階、アフロビートフレーズまでよりワールドワイドに広がった、バンドの新境地。従来のダンサブルなビートとスラップ・ウッドベースを軸にしながらギターはよりトゥワンギーに、トロンボーンはより表情豊かに。もちろんシンプルでポップに仕上げたキャッチーなアレンジも健在。