前作"PONKODELIC SYNDICATE"リリース後、ダブ・エンジニアとして新たにごのせんなどでも活動するヒロシ氏が加入して初音源となるTPSは、彼ら流の穏やかさとガシャッとしたリズム感覚を併せ持って揺れるレゲエ〜ダブ的なアプローチを中心にしながらも、昭和歌謡のようなメロディが相まってモノクロのノスタルジックさとすぐに口ずさめるキャッチ―さを合わせて感じさせる初の歌モノ"Boredom"を提供。
そして1stアルバムリリースに伴うアメリカツアー後にシンセサイザー担当がメキシコの星と消えてしまった結果 ex-OSENのシンゴ氏がジャンベ&シンセとして、ex-SHIT AND HIS SPECSのパトリック氏がベースとして新たに加入したものの VOGOS主催のV/Aに参加以外リリースのなかったSCSは、誰もレゲエやダブを良く知らないままにギターが裏打ちでスネアがカーン!って鳴ってればいいんじゃないか?とスプリット相手のTPSを意識しつつ曲解を重ねて作った"バビロン To ザイオン"を提供。