今作品のリードチューンであるA面"VOICE"はメロディアスに疾走するギターリフから幕を開ける。緩急を生かしたドラマチックな楽曲を伸びやかに歌い上げ、これぞ正にTHE SAVAGESの本懐と言えるだろう。そして彼らが元々持っていた激しさが垣間見える"LIE"に、フルアルバムにも収録され人気の高い"Fade Away"を再録音。
メンバーのKENTAが自ら手掛けるアートワークもTHE SAVAGESの作品になくてはならない。メインデザインはシニカルでありながら鮮やかな色彩で、独自の世界観がしっかりと表現されたもの。トータルとして7インチレコードというフォーマット、パッケージを存分に堪能できる作品に仕上がっている。