日本&シンガポールHCスプリット!
"ENSLAVE"
2011年4月に1stアルバム「FAR EAST HARDCORE PUNK」をリリース。
1st以降、それまで持ち味であったエモーショナルかつ哀愁漂うメロディを踏襲し、リズムはよりストレートでシンプルな構成へ変化させた。
00年代のNewSchoolハードコアにクラストの荒々しさをミックスさせたサウンドは、現代のスパニッシュハードコアやドイツ/フランスのネオクラストと呼ばれるジャンルへの共通項を持つ。
男女ツインボーカルにより日本語で歌われる歌詞は己の身の回りのことを生々しく表現し、熱量は常にフルマックスで表現される。
"PAZAHORA"
シンガポールで活動を続けるクラストハードコアバンド。
2011年には2ndアルバム「TRANSCENDENCE」を発表。
TRAGEDY周辺のハードコアサウンドを連想させるメロディを包含し、Dビートでひたすら突っ走る暗黒の雰囲気をまとう楽曲、システムへのアンチテーゼを感じさせる破壊的な歌詞、ストレートにパンクの精神を訴えかける咆哮に膨大な熱量を感じさせる。
現代社会へ向けた弛まぬパンクスのメッセージを正面から聴いてほしい。