Okayama's Hardcore、TILL EWING。
前作から6年ぶり、待望の新作となる4曲入りepが前作と同じくCRUCIAL SECTIONのメンバーによるレーベル、Crew for lifeより7ep/CDepにてリリースされる、TILL EWINGとして初のアナログフォーマットでのリリースとなり2003年結成から20年という長きにわたる活動の集大成であり、これがOkayama's HardcoreでOkayama's Best Hardcore。
2003年結成から変わることのない圧倒的で猛烈なスピード感はより鋭く加速しながらも、2010年前後からミドル、スローパートも効果的に組み込みつつ、更に様々な要素を交錯させ、より振り幅の広い楽曲を展開、そこから更に"TILL EWING"という独自のHardcoreスタイルは加速し確立、この新作はその最高峰でありつつ、彼らにとってはただの通過点でもあるのかもしれないとも思う、TILL EWINGは常に加速し続けている。
これまでより更に強靭さ凶暴さが増幅、ヒリつき張り詰めた緊張感の中、圧倒的なスピードでの突き抜け、怒涛の畳み掛けは凄まじく、ダークで不穏な様、メタリックな切りこみに破壊力ある叩きつけ、モッシーなグルーヴ、緩急と目まぐるしい展開、異様さとブルータリティ、結成当初からのThrash Hardcore、Fastcore、Power violence、Skatecoreからの多大な影響を軸にしながら、より深い探求と常に進化し続けるHardcoreの吸収、20年という長きに渡る活動の中、岡山という地で作りあげられたHardcore。
TILL EWINGが岡山のHardcoreを更新し続ける。
ジャケットアートワークは津山のNara氏(LAST、BLACK DRESS SAVAGES)